ふるさと納税で鳥取の名産品【カニ・梨・そば・干物】を食べる2016.12.09
ふるさと納税で地域貢献しながらお得に鳥取の名産品を味わいませんか?
応援したい自治体に寄付をする制度「ふるさと納税」。
平成20年の開始以来、鳥取はふるさと納税の納税額ランキングでコンスタントに上位に名を連ねています。
ふるさと納税の魅力の一つが御礼としてもらえる名産品です。
鳥取がふるさと納税で人気を集めている理由は、名産品の魅力が大きいと思います。
高間商店でも、鳥取のふるさと納税に商品を提供しています。
今回はふるさと納税の仕組みと高間商店イチオシのふるさと納税提供品として「カニ」「梨」「そば」「干物」をご紹介したいと思います。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、自分が貢献したいと思う都道府県、市町村に寄付を行う制度です。個人が2000円以上寄付を行った場合、住民税と所得税で控除を受けられます。一定範囲内であれば寄付した金額が控除、還付されますので、新たに負担が増えることはありません。その上、名産品をもらえるとあって、今では多くの方に活用されています。
「ふるさと」というと出身地を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、出身地である必要はありません。お世話になった町、旅行で訪れた都道府県、返礼品が美味しそうな町など、自由に選ぶことができます。
また使い道を指定できることも大きな魅力です。現在、住んでいる自治体に払っている税金が何に使われているか把握している人は少ないのではないでしょうか。ふるさと納税では本当に使って欲しい用途を選んで、貢献できます。
鳥取では震災復興支援に活用していただくケースも
2016年10月21日、鳥取県中部で震度6弱の地震が起きました。高間商店は幸い大きな難を逃れましたが、近くの地域では震災の影響が色濃く、お取引きさせていただいている農家さんでも収穫目前の梨が落ちてしまうなどの被害が出ています。
鳥取では復興支援募金代わりにふるさと納税を活用していただくこともできます。地域貢献につながりますし、農家さんの力強い助けになります。
それでは、高間商店がふるさと納税に提供している鳥取の名産品4品を紹介したいと思います。
ふるさと納税で手に入る鳥取の名産品①「カニ」
鳥取で獲れるカニとしてはズワイガニが有名です。山陰地方では松葉ガニと呼ばれています。
鳥取で獲れるズワイガニは甘み、旨味が詰まったカニ身と濃厚なカニみそが老若男女問わず根強い人気があります。
カニ刺し、ゆでガニ、蒸しガニ、焼きガニ、カニ鍋など、どんな料理にも合います。
酒好きの方はカニ味噌に日本酒を入れた「甲羅酒」もおすすめです。
鳥取堺港に水揚げされたカニを厳選
当店で扱っているのは鳥取境港に水揚げされた活きの良いズワイガニ(松葉ガニ)。
特に身が詰まって重いものを選んでいます。
ご自宅用、ご贈答用ともに人気があります。
当店のふるさと納税ご提供品はこちらをご覧ください。
ズワイガニ(松葉ガニ)の特徴
ズワイガニは学術的にはカニ類のクモガニ科ズワイガニ属に分類されます。現在市場に出回っているのはズワイガニ、ベニズワイガニ、オオズワイガニの3種類です。
ズワイガニ
日本で一番ポピュラーなズワイガニと言えます。日本海、オホーツク海、北太平洋沿岸域などに生息し、最近はロシアから多く輸入されています。
越前ガニ、加能ガニ、松葉ガニがこれにあたり、水揚げされる場所以外に違いはありません。
ベニズワイガニ
多くのカニは茹でると赤くなりますが、このカニは茹でる前から赤いです。日本海を中心に生息し、兵庫県、富山県、鳥取県でよく水揚げされています。ズワイガニよりも水深が深いところに生息し、ズワイガニと交雑種は「黄金ガニ」を呼ばれ、高値で取引されています。
活きたまま流通させるのが難しく、缶詰や加工品に使用されることが多いです。
オオズワイガニ
見た目はズワイガニと変わりませんが、ズワイガニよりも少し大きいのが特徴です。日本海には生息しておらず、多くはロシア、カナダから輸入されています。
大きいので食べごたえがありますが、味はズワイガニに劣ると言われています。しかしながら市場ではズワイガニと区別されずに出回っています。
ズワイガニとオオズワイガニを見分けるポイント
ズワイガニとオオズワイガニは甲羅に違いがあります。ズワイガニの甲羅が縦長なのに対して、オオズワイガニは横幅が広いです。また、ズワイガニの多くはカニビルの卵がついていますが、オオズワイガニにはついていません。
ズワイガニ(松葉ガニ)のオスとメスの違い
ズワイガニのオスはメスに比べてかなり大きいです。
オスのズワイガニは脱皮を繰り返し大きく成長し続ける一方で、メスのズワイガニはある程度脱皮すると産卵に備えることが理由と言われています。
大きいカニを期待してメスのズワイガニを買うとがっかりされるかもしれません。
しかしメスのズワイガニは小ぶりな分、旨味が濃いです。
親ガニ(セコガニ)の魅力
メスのズワイガニは鳥取では親ガニ、あるいはセコガニと呼ばれています。
鳥取の海で一番美味しい食材を聞かれたら、私は親ガニをおすすめします。
甲羅にあるカニ味噌、内子、外子は他のカニでは味わえない豊かな美味しさです。
資源保護のため、鳥取での漁は11月上旬から12月の下旬までに限られ、希少価値の高い食材です。
特におすすめなのがお味噌汁。出汁が濃厚で一度飲んだら忘れられません。
もちろんゆでガニやかに飯も最高です。
保存方法
すぐに調理するのがベストですが、もしどうしても翌日になる場合は、袋に入れて冷蔵庫で保存して下さい。
2日以上保存する場合は海水と同程度の濃度(3.5%)の塩水を袋に入れて、その中にカニ全体を浸して冷凍庫に入れます。
解凍は自然解凍がおすすめです。
美味しいカニの茹で方
新鮮なカニはいきなり湯に入れると暴れて脚が折れる恐れがあります。
まずカニが動かなくなるまで(だいたい30分程度)真水につけましょう。
それからカニを水洗いします。汚れがある場合はたわしを使って洗い落としてください。
カニが余裕を持って入る大きさの鍋に、カニ全体が浸る量の塩水を入れ、沸騰させます。
沸騰後、カニを裏返しにして入れて、再び沸騰させます。
再び沸騰したら、落とし蓋をして中火で13分程度茹でます。
火を止めてカニをざるに取り上げます。
そのまま食べるのが一番美味しいですが、時間をおいて食べる場合は冷水で10分程度冷やしてからざるに取り上げると良いです。
身が引き締まってカニ身が取れやすくなります。
ふるさと納税で手に入る鳥取の名産品②「梨」
鳥取を代表する梨と言えば二十世紀梨です。
日本一の生産量を誇ります。
もぎたての美味しさを鳥取から直送
当店ではもぎたての梨を直送しています。
◆ご贈答用・ご神仏用の二十世紀梨
ご自宅用の梨もご用意しています。
傷がついたり、形に難があったりする梨です。
もちろんご贈答用と同じく大変美味しいです。
当店で扱っている梨についてはこちらをご覧ください。
【あたご梨】
11月下旬頃~1月下旬頃
【王秋梨】
11月~1月下旬頃
シャリシャリとした食感が魅力の果物、梨
梨の歴史は古く、弥生時代にはすでに食べられていたと言われています。日本書紀には栽培に関する記載が見られ、江戸時代には人気に火がつき、品種が一気に増えたそうです。
日本には赤梨と青梨の二種類の梨があります。
赤梨は果皮が茶色の梨で、豊水や幸水が有名です。一方で青梨は果皮が緑色で、代表格は二十世紀梨となります。
二十世紀梨について
二十世紀梨は明治37年、わずか10本の苗木でスタートしました。生産者のたゆまぬ努力により今日では鳥取を代表する果物となりました。
甘みの中に爽やかな酸味があり、ジューシーな果汁とシャリッとした食感が人気です。
美味しい二十世紀梨の見分け方
果汁が多い梨はずっしりとした重みがあります。
丸みがあり、持ってた時に重量感を感じる梨を選びましょう。
青梨のため基本的に緑色ですが、熟すと多少黄色がかってきます。甘みが強いものがお好きな方は黄色がかった梨をおすすめします。
二十世紀梨は早めに食べるのがおすすめ
梨は追熟(※)をしないため、なるべく早く食べるのが望ましいです。すぐに食べられない時は新聞紙などで包んでから袋に入れて、冷蔵庫の野菜室や冷暗所に置くことをおすすめします。この方法でだいたい一週間くらいは持ちます。乾燥した場所や温かい場所に置くと劣化が早まりますので注意しましょう。
たくさんあって食べ切れない時は砂糖を加えてコンポートにすると長期保存できます。
※成熟・追熟…食べ頃になるまで樹で熟させることを「成熟」、成熟する前に収穫して食べ頃になるまで待つことを「追熟」と言います。梨は成熟してから収穫するため、販売されている時が食べ頃です。
二十世紀梨の美味しい食べ方
梨はお尻のほうが甘みが強いです。くし形にカットすることで甘みが均等になります。
少し意外かもしれませんが梨は肉料理によく合います、すりおろした梨に肉を漬け込むと柔らかく、豊かな味わいを楽しめますよ。
ふるさと納税で手に入る鳥取の名産品③「そば」
そばと言うと長野が有名ですが、鳥取にも負けず劣らず美味しいそばがあります。
山陰そばのルーツと言われている大山そばです。
大山の恵みそばについて
当店で扱っているのが「大山の恵みそば」。名峰大山の恵みを受けたそばの実のみを使用し、大山の伏流水で丁寧に練り上げています。
むきみにしてから石臼挽きで製粉したそば粉を使用した「恵みそば 白」
一番粉、二番粉を使い、豊かな味わいを実現した「恵みそば 黒」
そば粉を大山山麓産のお茶とともに練り上げた「恵みそば 茶」
味、食感が異なる3種類のそばを楽しめます。
高間商店では鳥取北栄町特産の長芋をセットにして提供しています。
恵みそばの山かけそばは絶品ですよ!
こちらで詳しく紹介しています。
【販売期間】
通年
大山そばとは
おそよ800年前、秘法を用いて時の天皇のご病気を治した大山寺の偉いお坊さまがいました。このお坊さまが大山のすそ野でそば作りを奨励したのが大山そばの始まりだと言われています。
それ以来、大山の山麓では盛んにそばが作られるようになりました。
名峰大山
大山は全長1709メートル。中国地方で一番高い山です。シルエットの美しさから「伯耆富士」とも呼ばれています。
名水百選に選ばれた大山の天然水の恩恵を受け、山麓には豊かな田畑が広がっています。
大山そばは、甘皮も一緒に挽く製法による独特の黒い色と素朴な風味が特徴です。県内外に根強いファンがいる鳥取を代表するそばだと言えます。
大山そばの認定基準
安心しておいしい大山そばを食べてもらえるよう、大山町観光協会大山観光局などが設けた認定基準があります。
1、大山山麓のそば粉を使用していること
2、地元産の麺もしくは地元産のそば粉で打った手打ち麺であること
3、大山そばの由来をお客様に説明できること
これらの基準をクリアしたお店だけが「大山そば」を名乗れるのです。
美味しいそばの作り方
大きめの鍋にたっぷり水を入れ、沸騰したら麺をほぐしながら入れましょう。
ざるそばで4~5分、かけそばで3分が目安です。
ざるそばは茹で上がったらなるべく早く水洗いし、冷水で冷やすのがポイントです。鮮度が命ですのでなるべく早くお召し上がりになることをおすすめします。
かけそばは湯切りをしっかりするのがポイントです。
ふるさと納税で手に入る鳥取の名産品④「干物」
鳥取堺港では話題のノドグロからタイ、エテカレイ、白はたなど様々な魚が水揚げされます。
もちろん新鮮なまま味わうのも良いですが、干物も絶品です。
鳥取では旬の食材を長期間楽しむ方法として干物の加工が昔から行われてきました。
当店の「日本海鮮魚の干物詰め合わせ」について
「美味しい干物を食べて頂きたい」という強いこだわりを持って地元鳥取の干物作り名人が丁寧に、丁寧に作った干物です。
素材は全て鳥取で水揚げされた極上の天然モノです。
日本海一美味しいと言われる魚・ノドグロを筆頭に、タイ、エテカレイ、白はたなどの最高の干物をお楽しみ頂けます。
冷凍で届きますので、解凍せずにそのままグリルで焼いてお召し上がり下さい。
詳しくはこちらで紹介しています。
シンプルだからこそ職人の腕が問われる「干物」
先人たちが旬の食材を長期にわたって食べられるよう編みだした保存食品、干物。特に魚介類は生のままではすぐに腐ってしまいますが、干物にすれば風味を損なうことなく日持ちさせることができます。
干物はただ干すだけだと思っていませんか?
確かに干物には凝った技法や味付けがあるわけではありませんが、だからこそごまかしがききません。
素材選び、塩加減、干し加減など全ての工程で繊細な作業が要求されます。
お刺身で美味しい魚が干物にすると不味くなる?
お刺身ではおいしいのに、干物にするとイマイチであることがしばしばあります。
おいしい干物作りは、干物に合った魚を見極める目が重要です。また季節によって獲れる魚が異なりますので、干物に適した魚を年間通じて確保するルートが不可欠と言えます。
旨味を引きだす絶妙な塩加減
塩をふりすぎると塩辛くなりますし、浸透圧の関係で過剰に水分が出てしまい乾燥しすぎてしまいます。
一方塩が少なすぎると保存性が落ちてしまったり、食べた時に物足りなさを感じたりします。
絶妙な塩加減は素材から適度に水分が出るのを促進させながら、旨味成分を凝縮させてくれます。
素材、天候、湿度から干し加減をコントロール
塩加減同様、干し加減も味を大きく左右します。
大量生産の工場では人工乾燥機で一定時間乾燥させていると聞きますが、天日干しの場合、魚の種類や大きさ、脂の乗り、天候、季節など様々な条件を考慮し、適切な干し加減を見極める必要があります。長年培ったプロの目が試されます。
干物の魅力
魚嫌いのお子さんでも干物は生臭くないから食べられるという話をよく聞きます。
これはタンパク質の分解酵素の働きで、うまみ成分であるアミノ酸が増えることが理由です。
また、水分が減るためうまみ成分が凝縮され、身が引き締まります。
干す際に表面にできる膜と魚肉についた塩分により魚肉中の水分が抜けにくくなるため、実は鮮魚の焼き魚よりパサパサになりづらいと言われています。
栄養価が高い
良質な魚の干物にはDHAやEPAが多く含まれます。DHAやEPAには、血中コレステロール値の低減、 中性脂肪の減少、血液をサラサラにする等の効能があると言われています。
干物は健康に気をつかっている方にも安心して食べていただけます。
美味しい干物を選ぶポイント
鮮魚を選ぶ時は脂が乗っていて肉厚なものを選ぶと思いますが、干物も一緒です。
脂が乗っている魚は開いた時、円に近い形になります。
その上で青魚なら赤みがかったべっこう色のもの、白身魚の場合はあめ色で透明感があり、つやが良いものを選ぶと良いです。
光沢がある魚は美味しそうに見えますが、味にはあまり関係がないようです。
干物は形、魚肉の色、つやに着目して選ぶことをおすすめします。
保存のコツ
干物とは言え、生ものですので、早めにお召し上がりになられるのが理想です。保存する際は一枚一枚ラップに包んで冷凍しましょう。干物は重なり合うとすぐ傷んでしまいますので、個別にラップをするのが大切です。
他にも様々な商品をふるさと納税に提供しています!
今回はふるさと納税に提供している商品としてカニ、梨、そば、干物をご紹介しました。
高間商店では他にも様々な名産品を鳥取のふるさと納税に提供しています。
鳥取にふるさと納税を検討している方の参考になりましたら幸いです。